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ハーさんの週間日記 日記 〜Diary〜

 

8月30日(水) 「滋賀のええもんツアー」でナビゲーターを

朝10時、「キリン滋賀のええもん体感ツアー」は豪華客船・ビアンカで大津港を出発(写真)。今回はラジオ番組やキリンのHPで参加者を募集したのだが、なんと応募は2万2千通にものぼった。その中から抽選で37組74名、つまり競争率500倍以上を勝ち抜いて当選したラッキーな方々が乗船した。あいにく曇り空で靄がかかっていたが、デッキに出ると湖上を吹き抜ける風はとても爽やか。いやあ、もう秋の気配やねえ。2週間前に自転車で琵琶湖を一周した私だが、湖上から見渡す風景はまた違った感慨を覚える。やっぱり滋賀はええわ!



11時 琵琶湖大橋通過後、船内特設ステージでは「よし笛とピアノのミニコンサート」が開催された。僕もよし笛は初めて聞くのだが、その素朴な音色に魅了されてしまった。思わず演奏終了後、奏者の菊井了さんに「今度、葦笛と私のナレーションのコラボレーションをやりませんか」と声をかける。いつか滋賀で実現できたらいいのになあ・・・。

12時 このツアーの目玉、滋賀の名産をふんだんに使った「滋賀のええもん弁当」が配られ、船内レストランでランチタイムとなる(写真)。岡喜本店の近江牛、鮎屋の鮎巻き、比叡ゆば八の湯葉、関西ハムの焼き豚やソーセージ、やまじょうのお漬物など「近江てんびんの会」からの食材をアレンジしたお弁当は豪華絢爛、ボリュームたっぷり。食べるのに夢中で不覚にも写真を撮り忘れてしまった。ごちそうさまでした。



13時15分 彦根港到着。ここから2班にわかれて彦根城玄宮園と夢京橋キャッスルロードあたりを散策。この間に、私はKBSラジオに生中継でこのツアーのリポートをいれる。

15時45分 多賀町にある「キリンビール滋賀工場」に到着。甲子園球場が10個はいる敷地をもつこの工場では、15種類ものビールや発泡酒・生茶などを製造しているという(写真)。その製造工程の一部を見学したあと、ホールで出来立てのビールの試飲会だ(写真)。このツアーのもうひとつの目玉企画は、不肖私が乾杯の音頭をとらせていただきスタート(写真)と相成る。できたての一番しぼり生・黒生のサーバーの前には、あっという間に長蛇の列ができあがった(写真)。係りの人の話によると、これまでには20分間でジョッキ9杯を飲み干した人がいたそうだが、今回はみなさん何杯くらい飲んだんですかねえ?暑い日中に彦根を散策した後だけに、なおさらビ−ルが旨い。また出来立ては違うなあ、まさにポップが生きてるって感じ。いやあ たまりませんねえ。




17時  ビール工場をあとに大津駅までバスで。車中みなさん眠るのかと思いきや、時を惜しむかのように目はぱっちり。思わず私もガイドさんのマイクを借りて、フリートークをサービスしてしまった。いやあほんまに今日は楽しいツアーでした。そして、名神の車中からみた夕暮れの空はもうすっかり秋の色に染まっていましたぞ。

8月28日(月) 近江舞子でペンションお泊まり part2

昨夜はおそくまで飲んで喋って歌ったので、今朝は9時に朝食。そのあと一行は、比良とぴあに併設される「マレット ゴルフ」に挑戦した。ようはパットパットゴルフに近いが、スティックはゲートボール風、ボールは直径7,5cmの合成 樹脂、グリーンのカップはゴルフの約3倍の大きさという新スポーツ。福井や長野ではしっかり普及しているという。 林間コースはトリッキーで、グリーンの傾斜はとてもむずかしい(写真)。ついつい真剣にパットにはいってしまう私だ が(写真)これは、なかなか面白い。その後、比良とぴあで比良山系を眺めながら露天風呂にはいって汗を流し、e− radioの生放送に向かったのだ。
 



8月27日(日) 近江舞子でペンションお泊まり part1

「琵琶湖一周自転車旅行」「飛騨の旅」に続く、夏休み第三弾は近江舞子でのお泊まり宴会。場所はかつて雑誌 の取材でもお世話になったこともある「ペンション・アル・ヴィラ近江舞子」。湖西バイパスを終点で降りてすぐ、日 帰り温泉「比良とぴあ」のすぐそばにある英国調のおしゃれな建物(写真)だ。今回は京都の同年代の気の合った 仲間7人でお邪魔することになった(写真)。
 

一行は夕方に到着し、このペンションご自慢の桧風呂で汗を流したあと早速夕食に。本来 この時期は「近江牛 の陶板焼き」がメインになるのだが、本日は特別オプションの「伊勢エビコース」。まずは大きくてしっかり身のつま った伊勢海老のおつくりから(写真)。ああ日本人はどうしてこんなに伊勢海老が好きなんだろう。プリプリムチムチがもうたまらない!そのあと近江特産3品<赤こんにゃく煮><子持ち鮎><瀬田しじみ佃煮>、近江牛の さしみ、特製飲茶3品(写真)と飽きさせないラインアップ。そしてメインはさきほどの伊勢海老の殻をふんだんに使った「和風ブイヤーベース」(写真)。いやあ、このスープがたまりません。エビの味噌やコクがしっかり生かされて ます。ここにチンゲンサイ・レタス・ビーフンなどをいれてしゃぶしゃぶ風にいただく。お腹いっぱいのはずなのに、 いくらでも食べられるし、スープを飲みたくなる。料理はオーナー夫婦の息子さんが担当しているが、大津瀬田のロ イヤル・オークホテルで修行を積んだセンスはなかなかのものだ。
 


オーナー夫妻はNECを早期退職して、この地に魅せられここを終の棲家として移住してきた。オープンは2004 年6月だから、もう2年あまりが経過する。大人のペンションをめざして調度品にも力をいれ、風呂は桧と大理石・談話スペースには本格的薪ストーブを採用するなど、リゾートホテル並みの快適性を確保している。 食事のあとは、一流企業を早期退職しこの地に移住して喫茶店などを経営するご夫婦3組も加わり小さなパーテ ィを。僕の友人で、京都醍醐のライブレストラン「ひげ」の西田マスターの生ギターで何曲か歌わせてもらう(写真)。 ぼくたちは「ざぼん」というユニットをつくっているのだが、これは人気デュオ「ゆず」の向こうを張ったものである。 深夜まで往年のフォークのヒット曲をハモらせ、しばし青春時代に心をタイムスリップさせていたのだ。



8月18日(金) 飛騨の旅・3日目

高山から東へ車で1時間半、最終日のきょうは奥飛騨温泉郷へ向かう。天気快晴。まずは新穂高温泉へ。ここでは日本でも珍しい2階建てロープウェイ(写真)に乗って標高2156mの西穂高岳へ。気温20度、ああ涼しい。早速記念撮影とあいなる(写真)。周りを3000m級の山々に囲まれた北アルプスの光景は、普段六甲山や比叡山しか見ない関西の人間には実にダイナミック!しばし黙って見とれておりました(写真2枚)。




奥飛騨には なんと180もの露天風呂があるそうだが、旅の仕上げは新平湯温泉にある「ヘルシーランド奥飛騨・たるまの湯」へ。ここの露天風呂はとにかくロケーションがバツグン。盗撮と間違われては困るので、残念ながら写真はないが すんばらしいの一言に尽きる。北アルプスの山々に囲まれ、高原川の清流や滝を見ながら 3日間の旅はフィナーレを迎えようとしている。昼間に太陽の光をたっぷり浴びながらの露天風呂って なんて気持ちいいんだろう。帰りの特急「ワイドビューひだ」は普通車満席のため、ゴージャスにグリーン車にてのんびり帰ることに。すてきな街や旨いもん、温泉にたくさん出会えた今回の旅。ああ楽しかった。さあ、あすから仕事がんばるぞ!

8月17日(木) 飛騨の旅・2日目

朝早く起きて朝市へ。高山では毎日2ケ所で開催されているが、けさは宮川の朝市(写真)へ向かった。民芸品・さるぼぼ、地元の漬物や野菜、新鮮な牛乳などが所狭しと並ぶ。僕もさっそくみやげ物色中(写真)である。いやあ実に清清しい気分だ。



2日目はこのあとからレンタカー移動となる。まずは1時間半かけて「郡上八幡」へ。ここは7月から32夜連続で繰り広げられる「郡上おどり」でも有名だ。きのうまでの4日間は徹夜踊りが開催され、大勢の観光客が訪れていたらしい。参加者全員が下駄を打ち鳴らす音が、夏空にこだまするのを聞きたかったなあ。商店街のあちこちで旅行客向けの、徹夜で踊っても足が痛くならない特製の「下駄」(写真)を販売していた。きょうは盆休みも終わり、人の出も少しましか。今は長閑なこの通りも(写真)、夜には踊り一色になってしまうんだなあ。街のまん中を静かに吉田川が流れているが、橋の上からは元気なこどもたちが12m下の川に飛びこんでゆく(写真)。彼らにもスリル満点の度胸付け体験だ。そっと欄干から眼下を見渡したが、僕にはとても飛び込む勇気は沸いてこなかった(写真)。




それにしても郡上八幡は暑い。35度はゆうに越えている。飛騨といえども、盆地になってるところは京都と変わらんくらいに暑いのだ。こんな時は高いところに行こう。標高354mの山の中腹にある郡上八幡城に向かう。この城は、4層5階建て(写真)という珍しい木造建築。最上階からは盆地状にひろがる街が一望できる(写真)。開放された窓を吹き抜ける風が、なんとも心地よい。次に、再び街に戻り「やなかの小径」へ。清流が自慢ゆえの町なので、こんな水路沿いの小道にも出会えるのだ(写真)。また日本の名水百選にもなっている「宗祇水」も有名(写真)。なんと冷たい、そして口当たりのいい水だろう。体から汗がスーッとひいていった。




つづいては1時間半かけ世界遺産「白川郷」へ。こちらへの移動中は激しい雨にあったが、到着すればやんでいた。雨上がりのもやがかかった合掌づくりも なかなか画になる(写真)。ただ観光客はすごく多い。夕方でこれだから午前中ならもっとすごいんだろう。里山の風景、日本の原風景ともいわれているが、軽井沢・清里のような人出に少しばかりがっかり。しかし名物「飛騨牛コロッケ」をほおばって(写真)気を取り直す。全部で114棟の茅葺合掌づくり民家があるが、みやげもの屋・飲食店・民宿が多すぎて俗化していると感じた。この展望台からの村の景色が(写真)、雪の季節にライトアップされたらどのうなるのか。今度はぜひ真冬に見にこよう。帰りは途中の大白川温泉「しらみずの湯」で汗を流してから、高山へ戻る。


8月16日(水) 飛騨の旅・1日目

名古屋から特急「ワイドビューひだ」(写真)で約2時間半、今回の旅の拠点<飛騨の小京都>と呼ばれる「高山市」に到着。ここは合併により日本一面積の広い市になっていた(面積は東京都と同じくらいだとか)。ただ市内中心部は 静かに宮川が流れ、美しい山並みを見渡せる僕好みの城下町である(写真)。特に、到着して夕方に歩いた通称「さんまち」と呼ばれる古い町並み(写真2枚)は、大のお気に入りになった。ここは半端じゃない。みやげもの屋・民芸品店・和風カフェ(写真)などが雪国独特の低い軒を連ねるが、どれもがしっかりホンモノ志向。商売の手を抜いていないし、上品な大人の街並みを 地元のみんなでしっかり守ってるという気概を感じるエリアだ。これは倉敷美観地区・長浜黒壁ガラス館・伊勢おかげ横丁などの観光地を凌いでいるぞ。





夜は同行のSディレクターたちと 立ち寄り温泉「ひだまりの湯」で汗を流したあと、グルメ紀行へ。飛騨牛、山菜朴葉焼き(写真2枚)はもちろんだが、僕のお気に入りは「漬物ステーキ」(写真)だった。キムチ炒めの和風版というべきなのか、オムレツ玉子の薄皮の上に 白菜などの漬物を炒めてのせてある。漬物の酸味が妙に生きる逸品で、酒のアテにぴったり。仕上げは もちろん「高山ラーメン」(写真)。なつかしの中華そば風の醤油ベースに、ちぢれ麺がとてもよく合う。見た目は辛そうだが、意外とあっさりでコクがあり 腹がもたれない。本日は万歩計が1万5千歩をもカウントしてたので、これくらい食べても大丈夫だろう?




僕の旅のコツは、(1)拠点までは列車であとはレンタカー利用 (2)宿泊はビジネスホテルで安くあげる (3)その分、その土地の旨いもんと温泉はしっかり となる。

8月11日(金)琵琶湖一周自転車旅行 2日目

7:45 長浜発。きのう全体の2/3を走ってるので、きょうは気分的にラク。もっと早く出発しようと思ったが、7時からホテルで朝食をとってると、こんな時間になってしまった。きょうも朝から暑い。湿度も高い。みんな夜明けとともに出発するらしいが、そのほうが正解だろう。それにしても今回走っていて、同じような挑戦者とおぼしき人にほとんど出会わない。やっぱり真夏のチャレンジはムチャなのか・・・。

10:20 近江八幡国民休暇村で休憩。目の前に琵琶湖と沖島が広がり(写真)、家族連れが大勢遊びにきている。こう暑いと ついつい自転車ごと琵琶湖に飛び込みたくなるなあ。ここから長命寺までの道は、本日一番のアップダウン。ただ林間コースのため日がさえぎられるので少しはラク。自転車の一番の醍醐味は、つらい上り坂をこいだ直後のくだり坂を走るときだろう。急な下りより、なだらかな下りが長く続くときが気持ちいいんだなあ。ここではそれが存分に味わえるんです。



11:35 あやめ浜水泳場で休憩。このあたりはキャンプ場が続いているので走っていても、バーベキューの匂いが風にのって鼻をつく。旨そうや、たまらんなあ・・・。さて湖東側は、湖岸道路(さざなみ街道)に沿って自転車道がセパレートされていてとても走りやすいが、欠点はコンビニや商店が全くないということ。このあたりは水分確保を早めにしなくてはいけない(私は普段よく取材でこの道を通るので、その事情は周知しており大丈夫だったが)。ここであらかじめコンビニで買っておいた カキ氷がほどよく融けてきたので、木陰で琵琶湖を眺めながらいただくことに。こめかみにツーンとくるこの冷たさがたまりません。今の僕にはバーベキューより氷がご馳走!

13:15 琵琶湖大橋・守山側南で休憩。この手前のなぎさ公園でひまわり園を発見(写真)。また対岸のもやのかかった堅田もきれいだったので、思わずずシャッターを押したのだが、暑さのため集中力がなくなっている。残り25kmくらいか。ここで休憩中にe−radioから電話がはいる。「湖岸通り77番地」の生放送中に、携帯からレポート。約5分間、この2日間の様子をスタジオと語りあった。そして番組終了の3時までに無事ゴールすると、24時間テレビのマラソンのようなことを約束してしまったのだ。



14:05 草津通過。電話リポートを終えて、再び走り始めると通りすがりの車からクラクションの嵐。みんな放送を聴いていてくれてたみたいで激励の合図を送ってくれる。ラストの苦しいときに、こんな応援はとても嬉しい。水生植物園ではハスの花も(写真)もエールを送ってくれた。早く帰ろう。3時までに戻ろう。夕立もきそうだし・・・。気持ちはあせるが、足は2日目ともなると思うように動かない。そんなとき、はるかかなたに大津プリンスホテルの建物が見えてきた。ゴール地点が見えてきたのだ(写真)。さあ最後の力をふりしぼろう。上空では雷も鳴り出し始めた。



14:45 近江大橋西口。あとゴールまで3kmだ。3時までの番組放送中に戻れそうだ。いつも車であっという間に通過してしまう近江大橋だが、自転車で走ると2kmという距離は結構ある。しかし、きのうからのことを思いめぐらしながら感慨深く湖上を横断した。

14:53 大津・膳所ゴール到着。やったぁー!「ナッツメロンショー」の担当ディレクターが出迎えてくれる。「お疲れさんでした。ただ残念ながら生放送中には間に合いませんでした」と彼は言う。「3時までじゃなかったの?」と聞けば、「正確には2時52分までの放送なんです」と。いやあ残念。もう2〜3分早ければスタジオにゴール報告できたのに。それにしても、この酷暑のなか1日目 115km、2日目 80kmの計195kmを走りぬくとは ハガワくん、君はえらい。久し振りに自分で自分をたっぷり誉めてやろう。43歳のマウイマラソン初完走に次ぐ、感激だ。また各担当番組 でも報告させてもらいます。

まとめに・・・・日本一の湖・琵琶湖はやっぱりでかった。夏になると家族で泳ぎに来た思い出が蘇ってきた。美しい湖と山々に囲まれた自然いっぱいの滋賀。それを今回からだ全部で感じ取ることができた。そして、ますます滋賀が好きになった。さあ次回は琵琶湖逆周りで挑戦するか、それとも「しまなみ海道」全走破もいいなあ。ああどんどん自転車にはまっていきそう・・・。

8月10日(木) 琵琶湖一周自転車旅行 1日目

ついにこの日がやってきた。台風7号も去り、朝から夏らしい良いお天気。いやあ、かなり暑くなりそうだ。今回は単独チャレンジなので、出発地点のコンビニのお姉さんにスタート風景を撮ってもらう(写真)。どうです、南草津の「スポーツサイクル深田」のご主人に借りた ロードレーサーとヘルメット姿なかなか似合うでしょう?出発前に入念に日焼け止めを塗る。いやあ資生堂のメンズSPF30は完璧だった。二日間直射日光を浴び続けたが、見事にガードしてくれた。すごい。それにしても、普段トレーニングしてないのに大丈夫かいな・・・。



8:30 大津・膳所発(もっと早く出発すべきだったと反省)、今回は時計周りに湖西〜湖北〜湖東と廻ることにする。出発地より琵琶湖対岸の湖西側を臨む(写真)、ああなんと美しい景色だろう。あす無事にもう一度、ちゃんとここに戻ってこれるんだろうかという不安も抱きながら、これより総距離195kmの1泊2日のサイクリングがスタート。この酷暑の中、アホちゃうか、倒れるんちゃうかと言われながらも、53歳の夏のチャレンジが始まったのだ。



9:20 雄琴港で一回目の休憩(写真)。かつて取材でお邪魔した 喫茶ラポールさんでトイレを借り、冷たい水を一杯いただく。ああ生き返る。BBCで「ぐるっとびわ湖環状線」という番組をまる3年やってると、各地に知り合いができ、こんな時に助けてもらえる。おおきに。さあ再び出発。それにしても市街地の国道161号は、しばらく路側帯のないところも多く走りにくい。きょうは交通量が少ないから幸いだが、高島市にはいるまでは我慢我慢!



11:00 北比良で休憩。これまた取材でお邪魔した「ペンション・アルヴィラ近江舞子」に飛び込む。しばしクーラーの風と冷たいお茶で、ほてった体を冷やす。忙しい時期にもかかわらずオーナー夫妻が快くもてなして下さり、出発の際 ハイ、パチリ(写真)と。このあたりは左に比良山系、右に琵琶湖を見ながら走ることができる。体の疲れもまだなく快適な走行だ。



12:20 白髭神社で休憩(写真)。この周辺にはかつて取材で訪れた おいしい豚汁ラーメンや焼肉のお店があるが、食欲がない。ひたすら喉が渇くのみだ。コンビニで買った氷結スポーツドリンクが、走行中にほどよく融けてきた。神社境内の木陰のベンチ(写真)でストレッチをやりながら、これを一気に飲む。ああ〜体に沁みこむわ。ここから先は、すぐサイクルロードにはいるので走りやすくなる。夏の琵琶湖、安曇川でみつけた水鳥など(写真2枚)美しい光景が眼前に広がってくる。

 


13:50 新旭・風車村にて昼食休憩。高島市の新旭あたりはサイクルロードも整備され景色もよく走りやすいのだが、ひたすら真っ直ぐな道は単調なのと、夏の直射日光がまともに真上からくる時間帯でバテテきた。これまた取材でお邪魔した、風車村の中にある そば茶屋で「ざるそば」をかきこむ。一度クーラーにあたるとなかなか出られなくなるので、木陰のベンチで自然の風を受けながら10分ほど昼寝をして体を休めることに。

14:50 ちょうど1時間の昼休憩をとって風車村を再出発。体もすっかりリフレッシュ。これからは景色もいいので楽しみだ。歴史ある今津の旧街道や、日本一の湖ビーチに選ばれたマキノ・サニービーチを通過。

16:10 海津大崎で休憩。春は満開の桜の名所だが、いまは緑のトンネル(写真)。木陰を走れて気持ちいい。ここから西浅井町あたりまでの奥琵琶湖は静かで美しく最高!疲れも吹っ飛んでいく。



16:40 西浅井町 大浦。ここからの湖北方面はルートがふたつにわかれる。景色がいいのは奥琵琶湖パークウェイだが、これはアップダウンがきつすぎる。そこで私はもうひとつの塩津峠越えの国道8号コースを選択した。ここも峠越えだが、前者よりアップダウンはマシだ。ただし、トンネルを3つ通過しなくてはならない。特に最後の「しずかたけトンネル」は最悪。人と自転車は幅60cmほどの狭い道を通る。猛スピードでトラックが横をすり抜け、排気ガスが充満。いやあ怖かったなあ・・・。急坂とトンネルの恐怖でもうフラフラだ。

17:30 木ノ本町 通過。ここより「さざなみ街道」にはいり、さっきまでとは打って変わって湖岸の専用道を気持ちよく走る。日が傾いてずいぶん走りやすくなった。体は元気だが、尻とふくらはぎが痛い。もうきょうは限界。琵琶湖に落ちる夕陽(写真)になぐさめられながら、ゴールまであと25km。ずっとひとりなので苦しくなると大声で実況アナウンスをしていた。すると元気がよみがえってくるから不思議だ<これはマウイマラソンで完走したときもやっていた>。あとひとがんばりだ!



18:50 長浜着。1日目の終点にやっと到着。本日115km走行。休憩をトータルで3時間しっかりとったのが、よかったのかも。宿舎近くの串揚げ屋さんで乾杯!いやあ、このビールの旨かったこと(写真)。お疲れさん!



8月5日(土) 臨時アシスタント登場

ラジオ関西「羽川英樹のんびりサタデー」(土曜 8:00〜9:50)で、先週 特別企画として一日アシスタントを募集したところ たくさんの御応募をいただいた。その中から明石市在住の主婦・井上久美さんが選ばれ、本日生放送でアシスタントを務めてもらったのだ。井上さんは11歳年上の御主人と、2人の息子さんの4人家族。41歳とは思えぬ若々しい方で、なんと あのスケートの浅田真央ちゃんそっくりだったのにはビックリした(写真)。いつもは この番組を家族全員で聞いてくれてるヘビーリスナーさんだが、昨夜から御主人とお子さんはキャンプに出かけたらしい。でも、ちゃんと宿泊地からメールを送って応援してくれました。ああ麗しき家族愛!

いつもはひとりで番組を進行しているのだが、たまにゃこんな風に相手役がいてくれると やっぱり楽しいなあ。井上さんは演劇や合唱の経験もあるらしく、過不足のない明るいおしゃべりで番組に華を添えてくれた。全然あがってないようにお見受けしましたが、神戸の景色一望のスタジオで喋った感想はいかがでしたか?またぜひ 一日アシスタント企画やりましょうねえ!





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