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ハーさんの週間日記 日記 〜Diary〜

 

3月31日(土) ふるさとで初ライブ敢行!  

京都地下鉄 東西線の醍醐駅(伏見区)の真上にある商業施設「パセオ・ダイゴローの開業10周年イベント」で、私めがトークとライブのステージを務めさせてもらうことになった。この場所は私の実家から車で10分くらいのところで、子供の頃 自転車で走り回っていた想い出の場所でもある。 事前にラジオで宣伝したことと、醍醐寺の大しだれ桜(高さ9m,横44m、幹周り3m)もほぼ満開とあって、花見ついでにやって来たお客さんも加わり客席はお陰様で大盛況。。今回は近所で「おばんざいバイキングバー・ひげ」を営むマスター西田氏とのデュオが中心のライブ。ぼくたちはグループ名をザ・ぼんと名乗るが、これは売れっ子デュオの「ゆず」に対抗したに他ならない。でもそれなら「すだち」のほうがよかったかも・・・

パセオ・ダイゴローの開業10周年イベント マスター西田氏とのデュオ
売れっ子デュオ「すだち」??

午後1時半 開演。なんせ僕が会場に到着したのが、仕事の関係で本番10分前。心の準備もできないままステージへと飛び出した。軽くご挨拶のあと、すぐに1曲目「街の灯り」(堺正章)へ。ところが、スピーカーから自分の声が聞こえない。相方の声もエコーがかかっていないなどトラブル続出。やっぱりリハーサルを入念にしないとあきまへんなあ。そのあと3曲目の「戦争を知らない子供たち」までは、どうしようかと思う悲惨な状況が続く。 ただ時間とともに音響もよくなり、お客さんとのクイズ合戦や全員合唱での「花嫁」「あの素晴らしい愛をもういちど」では、会場と一体化して盛り上がって予定になかったアンコールまでいただいてしまった。最後まで暖かい親心で聴いてくれたみなさん、本当にありがとう。感謝しています。


僕にとってはドキドキの初めての歌のライブステージ。歌うことにばかりに気をとられて、肝心のトークでの盛り上げがおざなりになってしまったのが反省点。人前で歌うのってホントむずかしいよねえ。でもええ経験になりました。またどこかで「ザ・ぼん」のライブ計画します。その時は、聞きに来てね。

 

3月30日(金) ちゃちゃちゃっ1年生 卒業!  

僕が金曜日に司会を担当している「京都ちゃちゃちゃっ」(関西テレビ京都チャンネル/KBSテレビ 正午から同時放送)で、1年間アシスタントを務めたちゃちゃちゃっ1年生が、本日をもって番組卒業となる。そこで番組のラストコーナーで5人全員が集合し、視聴者のみなさんにご挨拶をした。5人の1年生たちは週代わりで出演していたので、この1年間 5週間に1回の割合で登場していたことになる。ほとんどの人が、テレビ司会初体験。最初は信じられない失敗も多かったが、きっとこの1年はとてもいい経験になったことでしょう。これから各方面でがんばってや!

ちゃちゃちゃっ1年生 お姫さまだっこ

(写真は左上から坂本麻依・長崎弓香・大森久美子、左下から岩井万美・芦田ないる)。そして最後に本人のリクエストにより、今週の1年生だった 芦田ないる嬢をお姫さまだっこ。こんなポーズ、おっちゃんも緊張するがな。でもいい記念になりました。みなさん御疲れさん。それにしても、夜の送別会は盛り上がったねえ。(4月からは新アシスタント登場。どんな女性かお楽しみに)

 

3月28日(水) 築城400年の彦根はエキサイティング!  

BBC「ぐるっとびわ湖環状線」のロケは、またまた築城400年祭に沸く彦根に。まずは駅前のアルプラザ彦根店6階へ。ここには想像を絶する規模の鉄道模型コーナーがあった。Nゲージ8路線、HOゲージ3路線が同居しており、もっとも外側線路の延長距離は50mにもなるという。この模型の上を新幹線・在来線・私鉄・SL・貨物までいろんな車両が走り、家から自分の保有車両をもちこんで運転することもできる。ホーム・車庫・街並み・鉄橋・トンネルなどもリアリティたっぷりにレイアウトされている。僕は運転体験コーナーで帽子をかぶって、特急サンダーバードを動かさせてもらった。模型の先頭車に据え付けられたカメラからの映像をモニターで確認しながら、しっかりノッチとブレーキを握る。これは6分で300円で楽しめるのだが、迫力満点・臨場感いっぱい。ここは鉄道マニアにとっての、まさにワンダーランドや。(現役の鉄道マンもよく遊びに来るらしい)

鉄道模型コーナー リアリティたっぷり
運転体験コーナー しっかりノッチとブレーキを握る

お昼は食堂「すぎもと」へ。彦根市役所から中央町に抜ける通りは、外堀から1本はいっただけなのに静かなたたずまいだ。ここに江戸時代の建物で営業を続ける食事処があった。店前の黄色い看板メニューには、寿司・定食・丼以外にもベトコンラーメン・パキスタンカレー・アメリカ巻きなどの珍メニューも。店内も歴史を感じるつくりになっていた。その日の寿司ネタの端っこを集めて盛り付けたびんぼーちらし・500円はネタもよくお得感いっぱい。またおまかせ弁当は刺身・天ぷら・焼魚・煮物・酢の物がはいる「ミニ懐石」の世界。これで620円は安い。サラリーマンはもとより、滋賀大の学生や交流で来ているミシガン大学の学生にも大人気の店らしい。唯一の難は、僕が大の苦手の大きな黒いワンちゃんが睨みを利かせているところか・・・。

食堂「すぎもと」 看板メニュー
店内も歴史を感じるつくり びんぼーちらし
おまかせ弁当

食後は、市内の商店街の中でも最もレトロな香りを残している花しょうぶ商店街へ。ここでは大人気の「ひこにゃん」に対抗するキヤラクターしまさこにゃんに会うことができた。こちらもなかなか可愛いいじゃあーりませんか。しまさこにゃんとは、佐和山城にいた豊臣方の石田三成の家臣だった島左近がモデ。。徳川家とは敵対関係にあたるが、このキャラクターブームの中でも「ひこにゃん」の好敵手となる。こちらもグッズは売り切れ続出だとか。ただ「しまさこにゃん」て発音しにくいなあ。佐和山城にいたのなら「さわにゃん」のほうが、より親しみやすかったかも・・・。

大人気の「ひこにゃん」 「さわにゃん」のほうが、より親しみやすかったかも・・・

 

3月22日(木) 春直前 えちぜん ぶらり歩き  

仕事で昨夜は福井県のあわら温泉に宿泊。ただっ広い田園地帯の中に40軒ほどの旅館が立ち並ぶ越前の名湯だ。ロケーションに恵まれない分、各旅館が独自の泉源をもつなど設備やサービスで競いあっている。ちょうどカニシーズンと春休みの間だったので、すいていてのんびり温泉を楽しむことができた。北陸は金沢にはよく来るのだが、福井はいつも通過地点になってしまう。そこで今回は取材を兼ねて空き時間で名所を巡ってみた。

東尋坊・・・1kmにわたる海岸線は、波の浸食によって荒々しくカットされた断崖絶壁の連続。地質学的にも珍しい「柱状節理」(5〜6角形の柱状の岩の集まり)だ。高さ25mの断崖の上から見下ろせば、打ち寄せる荒波の迫力に脚がすくみそうになる。かつては自殺の名所とも言われたが、ここに立つと「2時間サスペンス」の主人公になったような気がするのは僕だけ?時間があれば、地上55mの東尋坊タワーからの展望・海から奇岩の景色を楽しむ遊覧船もおすすめだ。帰り道に土産物屋でこんな看板発見!いかすみソフト・300円!?こんぴらさんに行ったときの「醤油ソフト」以来のおどろきだ。ただ残念ながら、この日は営業していなかった。やっぱり食べたら口の中は、真っ黒になってしまうのでしょうか?

東尋坊「2時間サスペンス」の主人公??
いかすみソフト・300円

えちぜん鉄道・・・東尋坊の近くに、えちぜん鉄道三国芦原線の終着駅「三国港」駅があったので、ついパチリと。福井駅との25kmを結ぶこの路線、かわいい1両の列車が30分おきに走っており、沿線には東尋坊・あわら温泉・永平寺などがある。この鉄道は、もともと京福電鉄(京都では嵐電も運営する)の福井鉄道部だった。ところが2000年に列車衝突事故を2件起こしたため、2003年に新たに第3セクター「えちぜん鉄道」としてスタートした。

「三国港」駅えちぜん鉄道三国芦原線

永平寺・・・1244年に道元禅師によって建立された曹洞宗の大本山。樹齢700年の立派な老杉に囲まれた約100万坪の寺内では、200名の雲水が修行生活を送る。京都のような観光寺院という印象はいっさいなく、凛とした空気漂う修行道場である。今度はここでぜひ1泊の座禅合宿をしてみたい。1日目は夕方に入山し、精進料理の夕食のあと座禅・法話で夜9時に就寝。翌朝はなんと3時30分起床。その後 座禅・読経(雲水200名による大読経は相当の迫力らしい)・朝食となって、朝8時には下山するという。この体験宿泊ツアー、けっこう若い女の子にも人気があるらしい。

越前そば・・・今回はJR武生駅近くの「まつもと屋」へ。いかにも街中の大衆食堂といった感じの店構えなのだが、そばは旨かった。太めのコシの強い二八そば、これに自家栽培の辛味大根がよく合うのだ。僕が食べたのは「越前」(900円)で、おろしそばとソースかつ丼がセットになったという、福井名物がっぷり四つのボリュームたっぷりでお得なメニューだった。

*今までは通過していた福井だが、カニやフグのシーズンが過ぎてもエエとこ いっぱいあるやん。次回は初夏の甘えび、鯖のへしこと地酒「黒龍」を味わい旅にでもでかけますか?

 

3月14日(水) 彦根でみつけた究極のB級グルメ  

きょうのBBC「ぐるっとびわ湖環状線」のロケは、来週から国宝・彦根城築城400年祭が始まる彦根市内での収録とあいなる。 まずは、キャラクターとして今や全国区で大人気のひこにゃんに会いに行く。水と緑がきれいな彦根城・玄宮園の庭でご対面だ。2代目藩主・井伊直孝を落雷から救った招き猫に由来する「ひこにゃん」。いまはやりの「ゆる系キャラ」として、現地ではさまざまなグッズも販売されている。いやあ でも間近で見ると、腹のぽっちゃり感や3等身という顔の大きさにむしょうに親しみを感じてしまうなあ。

彦根城・玄宮園の庭ひこにゃん
ひこにゃん

お城を出て、次は四番町スクエアに向かう。ここは昨年完成したばかりの新しスポットで、大正ロマンたっぷりに42の店舗が軒を並べる。その中の一軒うおこうは創業60年という川魚専門店。ここにはふなっキーという鮒寿司とクッキーをコラボレートしたオリジナル菓子もあった。初級から上級までグレードがあり、級があがるたびに鮒寿司の香りが強くなるようになっている。ぼくは鮒寿司が大丈夫な人なので、このふなっキーもおいしくいただいた。酒のアテにもなかなか合うかもしれませんぞ。

川魚専門店うおこうふなっキー
鮒寿司とクッキーをコラボレートしたオリジナル菓子

そしてもうひとつの名物が当店3代目が発案したうなカップ。歩きながらカップラーメンの要領で気軽にうなぎ丼を楽しんでもらおうという発想で、609円で発売中。蒲焼3切れに錦糸卵・紅しょうが・のりがトッピングされ、中もひつまぶし風のうなぎごはんになっておりボリューム満点。若い人中心に受けているらしいが、これからは花見のお供にもいいかもしれない。

うなカップうなカップ

さあもう一軒。今度はお城から車で数分行ったところにあるベルロード商店街へ。ここに昭和47年創業という老舗レストランスイスがある。店の建物には歴史を感じさせる 少し枯れ気味のツタがからまり、店内は山小屋風になっている。ここでのイチオシメニューがハンバーグだ。デミグラスソースやポン酢は使わず、塩コショウと肉の本来の旨さだけで勝負。肉汁がたっぷり口の中でひろがり、実に旨い。これがたったの500円。そしてボリューム満点のロースカツサンドも500円。そのほかオムライス400円、カレーライス350円、ライス100円、定食450円と超格安メニューなのにどれも美味美味。聞けば値段は昭和52年以降据え置きだという。滋賀大の学生から近隣の人にまで愛され続けて35年。ご主人、これからも行けるところまで この値段でがんばってね!

老舗レストランスイス店内は山小屋風
ハンバーグロースカツサンド

 

3月13日(火) 東山花灯路へ  

18時 京都市営地下鉄・東西線「東山」駅に降り立つ。会期中、4.6kmの区間に2400個の露地行灯が春の宵を照らす東山花灯路。今回は北の青蓮院からスタートだ。会場10ケ所にいけばなプロムナードが設置され、各流派が大型花器にダイナミックに生けているのも見もののひとつ。知恩院を過ぎ円山公園に来ると、おなじみのしだれ桜もライトアップ。しかし、なかなか夜景をデジカメで撮るのはむずかしいなあ。園内の吉水の小川では約1000本の青竹の灯篭が浮かび幻想的な雰囲気をかもしだしていた。観光客には着物姿の人もチラホラ見かけてが、これは着物特典を受けているにちがいない(特典:人力車・地下鉄・市バス・一部の寺社拝観がすべて無料になる)。

いけばなプロムナードしだれ桜もライトアップ
青竹の灯篭

会期中、高台寺をはじめ6ケ寺で夜間拝観をやっているが、靴をいちいち脱ぐのでブーツはさけたほうが賢明かも。また京都の夜は、かなり冷えるので厚着を。さらにトイレの数が少ないので先に駅などですませておいて下さい。僕は時間の関係で南側の二年坂・清水寺には立ち寄らず、高台寺から石塀小路を東山通りに降りたのだが、ここがいちばん美しかった。関東からきた女の子グループも「ひゃー、ステキ過ぎる!」と大感動していた。細い路地にともる行灯は、まさに京都そのもの。この石塀小路通るコースおすすめです。なお花灯路の会期は21日まで。

石塀小路

 

3月6日(火) あの茶木みやこさんがゲストに  

きょうの e−radio「ナッツ・メロン・ショー」(14〜16時)には、元ピンクピクルスの茶木みやこさんが生ゲストで出演してくれた。昨春、志賀町(滋賀県)が大津市と合併するとき、「ありがとう志賀町コンサート」でご一緒して以来 1年ぶりの再会となったのだ。茶木さんは、同志社女子大で相方の小林京子(現在オーストラリア在住)氏とフォーク・デュオを組み、1971年に「僕にさわらせておくれ」でピンクピクルスとしてデビュー。プロとしては1年間しか活動しなかったのだが、我々の世代にはしっかりと記憶が刻まれている女性デュオである。

茶木みやこさん

まずは、東京五輪の悲劇のマラソンランナー・円谷幸吉をうたった「ひとりの道」の話からスタートだ。高校のときの同級生の男子が歌詞をもってきて、これに曲をつけてくれと頼まれ茶木さんが作曲したという。シンプルだが感動的なメロディ、歌詞も実によくできている。またイントロにオリンピックマラソンのアナウンサー実況を使ったのも斬新だった。このレコーディングは毎日放送のスタジオで行われたらしいが、たまたま局の廊下にいた谷村新司・堀内孝雄も伴奏で手伝ってくれたという。最初はB面扱いだったが、途中からA面に昇格したという。ちなみにカップリング曲は「あなたへの手紙」だが、これもなかなかの名曲。先日放送の「探偵ナイトスクープ」でも、大きく取り上げられていた。

茶木さんは数年前から再び本格的に活動を再開、各地でライブを展開中だ。安定感とやさしさに満ちたアルトが、瞬時にあの青春時代に思いを運んでくれる。がんばってね。ちなみにピンクピクルスの名づけ親は諸口旭兄ィらしいが、でも直訳すると「しば漬け」とか「桜漬け」ってことですよねえ。なんとも京都らしいお名前ですなあ。

 

 

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