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ハーさんの週間日記 日記 〜Diary〜

10月31日(日) 姫路文学館でダブル・鉄道トークショー!

現在 姫路文学館で開催中の「鉄道と旅と文学と」
特別イベントとして、きょうは 午前と午後の2回 私がコーディネートを務め
させていただくトークショーがおこなわれました。

姫路文学館

10/3には「旅と鉄道の魅力」について 当館で90分しゃべらせてもらい
ましたが、きょうはゲストの話しの引き出し役です。

旅と鉄道の魅力

ではここで午前の部(10:30〜12時)の出演者をご紹介しましょうか。
まずは駅弁研究家の塩入志津子さん。あのJTB時刻表の巻頭グラビアに
「駅弁紹介」を連載しつづけて24年、全国の駅弁を食べつくした女性編集者です。
そして もうおひとりは、地元の駅弁販売業 まねき食品の社長・竹田佑一氏です。
姫路駅の駅そばでも有名ですよね。

出演者をご紹介

このおふたりと90分「駅弁談義」に華が咲きました。
まず竹田さんから、今回会場でも250食限定で販売した復刻・元祖幕の内弁当の説明です。
明治22年 日本で初めて姫路駅で売り出した幕の内を当時のレシピ通り再現したのです。
包装の掛け紙も旧漢字で右から横書き書体です。
2段重ねの中身は、鯛の塩焼き、玉子巻きなど13種類のオカズがぎっしり。
当時 米1升が6銭の時代に 倍の12銭で販売されていたようです。

復刻・元祖幕の内弁当復刻・元祖幕の内弁当

塩入さんからは 全国のおすすめ駅弁を画像付きで。
どれも アイデアがこらされ とてもおいしそう。
ちなみに羽川のおすすめは、米原「湖北のおはなし」と米子「五左衛門のさば寿司」です。

駅弁の変遷、課題、未来などについて熱く語りあいました

後半は 駅弁の変遷、課題、未来などについて熱く語りあいました。
朝早くからご来場のみなさん 本当にありがとぷございました。

午後の部(13;30〜15時)は、鉄マニア向けトークショーです。
タイトルは「仕事としての鉄道、趣味としての鉄道」
では出演者をご紹介しましょう。
JR運転士の宇田賢吉さん(70歳・写真左)。
昭和33年の国鉄入局以来、運転ひとすじ。JR退職後は、鉄道関連の出版も数多くされてます。
もうおひとりは、鉄道雑誌「レールマガジン」編集長の名取紀之さん(写真右)です。

出演者をご紹介

前半は、宇田さんにSL時代の思い出や苦労話、電車運転士時代のエピソードをたっぷり伺いました。
そして後半は名取編集長が取材で行った各地の画像を紹介しながらお話になりました。
そしてシメでは、現在の鉄道ブームをどう見るかで 興味深いお話しをいただき閉会です。

興味深いお話しをいただきました

午後の講演会はマニアの方も多く、トークショー終了後もおふたりはお客さんから
さかんに質問攻めにあってました。
雨の中 お越し下さったみなさん おおきに!

 

10月27日(水) TV収録で兵庫県立美術館へ

サンテレビ「日曜さわやかトーク」(11/14 日曜正午 放送)
の収録で、HAT神戸にある兵庫県立美術館に行ってきました。
きょうの対談相手は、井戸敏三知事と蓑豊・県立美術館館長です。
収録は無事1時間ほどで終了。
引き続き ラジオの取材で現在開催中の展覧会を見せてもらいました。

この美術館は震災復興のシンボルのひとつとして、2002年に神戸市中央区の
HAT神戸に完成しました。  
設計は文化勲章を受章した安藤忠雄氏
迷路のような設計が特徴ですが、なぜかコンクリートむき出しが冷たく感じません。
とても いい空間が生まれています。

兵庫県立美術館兵庫県立美術館迷路のような設計迷路のような設計

海側のデッキにでれば、こんな景色が。秋の浜風が気持ちいい
んです。そして 海に面したカフェで休憩もおしゃれですねえ。

海側のデッキ海に面したカフェ

では 早速中へはいりましょう。
現在は「ヴィンター・トゥール展」(看板の絵はルソー)をやってます。
ヴィンターはスイス・チューリッヒ近くの人口10万人くらいの小さな町。
そして この街の中心にあるヴィンター・トゥール美術館はヨーロッパの近代・現代美術を
一望できる見事なコレクションを誇っています。
その美術館の改装に伴い、このたび2年間だけ国外に作品が出ることになったのです。

ヴィンター・トゥール展

今回の90点は すべて初公開作品ばかり。
ポスターに使われてるのは、ゴッホの「郵便配達人」
教科書でも掲載されている おなじみの絵ですが、バックの黄色が鮮やかですねえ。

ゴッホの「郵便配達人」

そのほかにも、ルノワール、ゴーギャン、ピカソ、ルソーなどの本物と じっくり出会えます。
会期は 12/26 まで。月曜休館で入館料は 大人1300円となっています。
芸術の秋、カップルで、ご夫婦でいかがですか。

 

10月23日(土) 右ヒザ ほぼ完治!

ここ3週間ほど僕を悩ませていた 右ひざの痛み
水がたまって「軟骨変形損傷」と診断されていました。
いまは ヒアルロンサンを直接 患部に注射して治療しています。
これまで 日常歩行はもちろん、階段の上り下りも大変だったのですが、
だいぶ痛みもひいて 完治に近付いてきました。

そこでドクターの許しも得て、リハビリ開始。
久し振りに愛用のクロスバイクで 軽くトリーニング。
スタート地点の大阪・天満橋はあいにく 曇り空。
ここから大川沿いに走るのですが、もうすっかり木々は秋模様です。
毛馬の閘門まで往復10KMほどを走って リハビリ終了。

大阪・天満橋毛馬の閘門まで往復走る愛用のクロスバイク

いやあ やっぱり自転車はええわ。
さあ 夜は声優アカデミーでレッスンの講師やってきます。

 

10月19日(火) 祇園での信楽焼陶器・新作発表会へ

信楽の陶器卸のみせ藤陶さんの 新作発表会(18〜20日)に行ってきました。
場所が京都祇園は建仁寺の北側にあるギャラリー「空鍵屋」さん。
祇園町まちのど真ん中に ひっそりと建つ町家のすてきなギャラリーです。
訪れたのが 夕方6時前でしたが、あたりなもう真っ暗。

藤陶さんギャラリー「空鍵屋」欠けにくい汚れにくい業務用食器DURAの第2回の発表会ギャラリー「空鍵屋」

早速中にはいってみましょう。
今回はいま話題の欠けにくい汚れにくい業務用食器DURAの第2回の発表会です。
経済産業省の事業認定も受け、居酒屋・レストランだけでなく、最近は
保育園の給食食器や老人ホームなどでも導入されているようです。

小ロットでのオリジナル制作も可能とのことですので、興味ある方は藤陶さんまで。
http://dura.fujito-utsuwa.co.jp

夜はオーナーたちと4人で祇園でしっぽりと会食。旨かった。
また2次会で行った 高台寺近くのバー(老舗旅館を改装)が メチャ気に入りました。
ぜひ隠れ家にしたいので、店名等の紹介は差し控えます。あしからず。

 

10月17日(日) 好天の下、大津ジャズ・フェスティバルへ!

秋晴れの日曜、午後から大津ジャズフェスティバルに行ってきました。
昨年から 大津の中心市街地を活性化する目的で始まった このイベント。
きのう 土曜日は主に商店街エリアの16会場で、そしてきょう日曜は
琵琶湖岸エリアを中心に10会場で演奏が繰り広げられます。

大津ジャズフェスティバル

まずはメイン会場のひとつ旧大津市公会堂へ足を運びました。
ここは昭和9年に建てられ、以来長年にわたって若者の文化活動の
拠点となってきた場所です(詳細は当HP 4/12の日記を参照)。
この春にリニューアルされたのですが、3階に クラシカルな いいホールがあるんです。

旧大津市公会堂

13時からの出演は鷲巣典代クインテット&折原ようこのみなさん。
ヴォーカルの折原女史とは、11/23に京都のザ・パレスサイドホテル
「ボジョレー・ヌーボー デイナーショー」で共演することになってます。
40分間 おなじみのスタンダードナンバーをたっぷり楽しませてもらいました。

クラシカルないいホールがあるんです。鷲巣典代クインテット&折原ようこのみなさん

次は湖岸エリアに出てみましょう。
琵琶湖から吹きぬける風の気持ちいいこと。
市民会館前のおまつり広場は、大勢の人々で賑っていました。
こちらは琵琶湖をバックにしたステージで、主に大人数のビッグバンドが交代で数組演奏します。

湖岸エリアビッグバンドおまつり広場

フードエリアも滋賀・京都のハンバーガー・イタリアン・ホルモンやきそばなど、そそられるものばかり。
そんな中から僕が選んだのは、鮎白湯ラーメンと近江牛コロッケ
滋賀のラーメンの名店が合同でつくった このラーメンは、トンコツに魚介スープ(鮎など)をブレンドしてあり、なかなかのものでした。

鮎白湯ラーメン鮎白湯ラーメンと近江牛コロッケ

今年は昨年の第1回に比べて運営面が工夫され、また天気にも恵まれたため
聴衆も参加ミュージシャンも とても楽しそうでした。
大津ジャズフェスの特徴は、以下の3つでしょうか。
*各会場の演奏がすべて無料で聴ける。
*運営は すべて市民ボランティアでなされている。
*琵琶湖が背景というのは まことにもって美しい。

運営委員のみなさんには、事前告知で 僕の担当しているテレビ・ラジオの番組にも
出演してもらいましたが、 どうもお疲れさんでした。
本当に いいイベントでした。

 

10月10日(日) 盛大に「ラジオ関西まつり」開催!

昨夜までの大雨もすっかりあがり、きょうはいいお天気になりました。
朝から「第12回 ラジオ関西まつり ハーバー・ボンバー2010」
で、神戸ハーバーランド・モザイク周辺は大賑わいです。

第12回 ラジオ関西まつり ハーバー・ボンバー2010

この日は各番組パーソナリティ勢揃い、企業の出展ブース、物
産販売、フリーマーケットなど多彩にイベントが展開されます。
また特設フードコートでは、加古川かつめし・高砂にくてん・長田ぼっかけ
・相生かきバーガー・明石玉子焼きなど兵庫の味のオンパレード
に人気が集っていました。

わが「情報アサイチ」チームは、三上アナと私がエスコートする
カワサキワールド・ツアーを開催。お申し込み多数のため 午前
10時と午後2時の2回に分けて実施しました。

カワサキワールド・ツアー

神戸海洋博物館の中にあるカワサキワールド。地元の川崎重工
すべてがわかる企業ミュージアムです。
川崎重工は明治11年(1878年)に造船からスタートしました。
そしていまや 陸・海・空すべての分野に関わる大企業になりました。

専属ガイドさんの案内で、リスナーさんたちと見学開始。
バイクのコーナーでは 今年の新車ニンジャ400Rの鮮やかな
緑に目を奪われました。お値段 64万9000円だそうです。

ニンジャ400R

鉄道車両コーナーでは、なつかしい0系新幹線の車体にご対面。
運転席にも上がれます。速度計は260km/hまでしか表示がありません。
また当時の座席です。この頃から 真ん中のシートは両端より少
し広かったんですねえ。

0系新幹線真ん中のシートは両端より少し広かった

ヘリコプターもKV−107Uの実物が展示。中にはいったり、操
縦席をのぞくこともできます。このヘリは阪神淡路大震災でも活躍
したそうです。

KV−107Uの実物が展示

神戸の街中を走るHOゲージのジオラマコーナーは大人にも子供
にも大人気。そのほか 神戸空港の離着陸や水中バイクのシュミレーション
無料で楽しめます。

HOゲージのジオラマコーナー

約50分の見学ツアーで、「技術のすばらしさ」「ものづくりの大切さ」
を再認識することがしました。あとはテラスで三上・羽川の鉄道ミニトーク
腰に巻いたベルトがスピーカーになるという珍しいマイクで喋りました。

腰に巻いたベルトがスピーカーになるお疲れさんショット

すべてのツアーを無事終えて、三上アナ・アシスタントの木谷さんと
お疲れさんショットです。

では次に僕たちが出演したステージを少しご紹介しましょう。
13時 北ステージで行われた「フィーリング・カップル5対5」に登場しました。
アピールタイムで がんばって自己PRした甲斐あって、見事 若手ジャズ
シンガーの森川七月さんと絆が結ばれました。唯一のカップル誕生です。
賞品にもらった 「揖保の糸」は 後日、番組からリスナーさんにプレゼントさせてもらいます。

フィーリング・カップル5対5フィーリング・カップル5対5

ご来場のみなさん 本当にありがとうございました。
ああ 晴れてよかった!

なお 右ヒザ捻挫のため ツアー参加のみなさん 並びに関係スタッフに
ご迷惑をおかけしたことをお詫び申しあげます。

 

10月6日(水) 絶好のサイクリング日和!

京阪淀駅近くの 終日駐車500円という格安パーキングに車を止め、
積んでいたクロスバイクを降ろします。

本日夜はKBS生放送ですが、昼間はOFF。
さあ ここ淀から 桂川沿いを嵐山まで走ります。(往復34kmコース)

ああ なんて気持ちいいんでしょう。景色もすっかり秋模様。
澄んだ空に、さわやかな風、そして どこからかキンモクセイの香りも。

キンモクセイの香りも

少し風が強く、行きは逆風、帰りは追い風でしたが、のんびりリフレッシュ。
ただ・・・。先日ジムで痛めたヒザが完治していないところに、本日の
サイクリングでさらに悪化したようで。自転車に乗ってるときは 自覚症状
なかったのですが、就寝時から痛みはじめました。
あとでわかったことですが、右ひざ捻挫のようです。

夏の疲れ、体重過多、老化?も手伝って・・・。あすは整骨院に行かなけ
ればならないようです。クシュン。

 

10月3日(日) 姫路の鉄道展で鉄ちゃんアナ講演

姫路文学館で おとといから開催の「鉄道と旅と文学と」
特別展に、ゲストスピーカーとして呼んでいただきました。

姫路文学館

講演タイトルは「鉄道に魅せられ半世紀 〜鉄ちゃんアナの熱情トーク〜」です。
本番前に控え室で 講演後に販売する拙著「鉄漫・関西ぶらり列車旅」
にサインを。さて、きょうは何冊 買ってもらえるかな?

サインを。

雨にもかかわらず会場は満員御礼。改めて「鉄道ブーム」は、まだまだ根強いと感じました。
今回は90分の講演の大半に画像を使用しました。
これまで訪ねた鉄道路線の中から10地区を厳選し、計100枚の写真でご紹介。
その鉄道の特性・魅力からB級グルメ、温泉まで旅の楽しさも盛り込んで
解説させてもらいました。これで 旅心がかきたてられたら幸いです。

会場は満員御礼。90分の講演の大半に画像を使用しました

そして、きょう会場で人気を集めていたのが100食限定の復刻・元祖幕の内弁当です。
明治22年、地元のまねき食品が姫路駅で日本で初めて幕の内スタイルの
駅弁を販売したのにちなんで、当時のレシピ通りに再現したものです。

復刻・元祖幕の内弁当復刻・元祖幕の内弁当

包装の掛け紙の書体も漢字は旧字。横書きは右から書き始められています。
びっくりしたのは 2段重ねの中身の豪華なこと。
塩焼き鯛・卵伊達巻など計13種類のおかずがぎっしりはいっています。
当時は米1升が6銭の時代に、倍の12銭で販売されていたとか・・・。
この駅弁、次は31日(日)に同会場で限定200食で販売されます。

では展示会場も少しご紹介しましょう。
文学作品に登場するワンシーンをジオラマで再現。
貴重な鉄道グッズのコレクションの数々。
子供たちもファンも大喜びの鉄道模型コーナー

ワンシーンをジオラマでワンシーンをジオラマで
貴重な鉄道グッズ貴重な鉄道グッズ
鉄道模型コーナー

昔の時刻表もなつかしい。
鉄道の図柄が書かれたマッチのコレクションも希少価値です。
これらはすべて「姫路鉄道文学会」のメンバーが奔走してつくりあげました。

昔の時刻表マッチのコレクション

この催しは 11月28日まで開催。ぜひ家族連れで お越し下さい。

ちなみに私は10/31(日)に座談会のコーディネーターとして再登場します。
午前10:30からは、まねき食品社長と駅弁ジャーナリストをお迎えしての「炸裂 駅弁トーク」
午後1時30分からは、元JR運転士と鉄道雑誌編集長による「鉄道話しアレコレ」
どちらも 面白い話が聞けそうです。
聴講は無料ですが、事前に文学館へのお申し込みが必要となります。
31日 会場でお目にかかりましょう。僕の本の販売とサイン会もありますよ。

 

2010年9月>>

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